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医師紹介

院長プロフィール

院長/医学博士
飯塚 啓介 Meshitsuka Keisuke

昭和50年 東京大学医学部 卒業
昭和56年 免疫学・内科学・頭頸学の研究で東京大学より医学博士号取得

昭和58年 東京女子医科大学病院 講師就任
昭和59年 東芝中央病院 科長就任
昭和61年 防衛医科大学校 助教授就任
昭和63年 日赤医療センター 部長就任
平成7年 東京都衛生局 参事就任
平成20年 西新宿山手クリニック 院長就任
平成25年 医療法人社団啓神会 Ai クリニック 院長就任

在宅医療学会学会員
個別化医療学会評議員
統合医療学会評議員

院長の挨拶

等しく万民の願いは“いつまでも健康で長生きしたい”です。苦痛を味わいながら生きながらえるのは嫌だ。出来ればピンピンコロリがいいと言います。そのためには予防が一番です。“予防に勝る治療はなし”です。遺伝子検査をして自分のリスクを知り、過度な突然異変を引き起こさない、遺伝子にやさしい生活習慣を身につけましょう。万が一がんと診断されたら、冷静に自分の免疫力を信じ、今の抗がん剤には頼らない、強い気持ちで闘いましょう。Aiクリニックはそうした人々の味方です。何でもご相談下さい。

院長著書

がんは「生活習慣」が「遺伝」の10倍

講談社+α新書より/平成20年9月発行
定価:800円(税別)

院長コラム

 

がんは生命の設計図である遺伝子の異常(突然変異)が原因で起こりますが、最近、その遺伝子異常が次々に明らかにされつつあります。

がんの種類によって異常の部位は異なりますが、原因の遺伝子が特定されればその遺伝子を大量に複製することも、その遺伝子からつくられる異常なたんぱく質を大量に作成することも、今の技術では簡単にできるようになりました。
また、このがん固有のたんぱく質を抗原として認識する特異的な抗体を作成することもまた可能になります。このように、それぞれのがんに特徴的な抗原としか融合しない抗体を使った新しいがん治療法が発表されました。

“ナノダイナマイト”と呼ばれる赤外線を受けると発熱する物質を抗体につけて注射すると、目的とするがんに結合します。この反応は1対1、つまり他のものとは絶対に起こりません。そこに体の外から近赤外線を当てるとナノダイナマイトから熱が発生し、がんが死滅します。
近赤外線は、果物を切らないで糖度を測定したり、血液の酸素飽和度を指先でモニターしたりと、たいへん便利な光です。ほとんどの物質を通り抜けて皮膚から10センチくらい内側まで到達します。この研究は米NIHの日本人研究者によって2011年11月に発表されましたが、2~3年以内にかなりの確度で実用化が見込まれています。
がんを熱で死滅させるという発想は以前からあって、“温熱療法”あるいは“ハイパーサーミア”として知られていますが、身体全体あるいはがんを含めた周辺の組織全体を温めるもので、今回の発表のようにがんだけを狙いうちするものではありませんでしたので、今回の治療法は大変楽しみです。

がんだけを攻撃する治療法としては、CDC6という薬を使った遺伝子治療があります。いわゆる抗がん剤は、最新の分子標的薬も含めて、がんだけに作用するわけではありません。その証拠にすさまじい副作用が必発です。CDC6という遺伝子薬が身体に入ると、“テロメアーゼ”というがん細胞でしか活性化されていない酵素を標的に細胞にはいります。細胞質に入るとRNA干渉という、数年前にノーベル賞を授与された技術を使ってあるたんぱく質の合成を阻害します。その結果がんを抑える大切な抑制遺伝子P16のはたらきを高めます。
このCDC6をCTを見ながら直接がん組織に局所注射する治療法は、これまでのP53という別の遺伝子薬の点滴療法に比べて格段によい成績をあげています。

CDC6を使った治療法はまだ治験の段階ですが、患者さんのご要望に応じて米国から薬を個人輸入し、私どもが治療しています。

がんの早期診断についても、画期的な発表が2011年11月になされました。以前たんぱく質の分析機器の開発でノーベル賞を授与された田中耕一さんが、これまでより100倍もの微量のたんぱく質と結合できるように抗体に工夫を凝らしました。抗体と抗原はいわば鍵と鍵穴の関係で、1対1、つまり特異的な反応であり他のものとは結合しません。がんの原因となる遺伝子が次々と見つかり、それからつくられる異常なたんぱく質(抗原)も見つかってきていますが、あまりに微量なために早い段階で見つけることは至難の業でした。100倍も感度があがれば少量の血液で多量のたんぱく質を検査でき、これまで困難だったがんの早期発見や治療経過の指標として大いに貢献できるものです。ちなみに、がんの遺伝子診断の現状は、約20ccの血液を採取して80種類ほどのがん関連遺伝子の突然変異や発現異常を検査することによって、どれくらいがんに罹りやすくなっているか、あるいはすでにがんができているかを判定します。1個のがん細胞が発生してから目に見えるほどの大きさに成長するまでに10年前後を要するといわれています。この間は知らぬが仏、従来のどんな検査をしても見つからなかったわけですが、がんの遺伝子検査をして、もし、がんになる確率が高ければ生活習慣を改めて、それ以上に進行しないようにすることが大切です。改めて最近わかったことですが、遺伝子の異常は悪くなる一方ではなく、生活習慣によってよい方向に逆戻りすることも大いにある、ということです。“もうだめ”とか“いまさら”ということはありません。思い立ったが吉日、今日からよい生活習慣を身につけて遺伝子にやさしい人生を送りましょう。

そもそも、服薬時間はどのようにして決めるのでしょうか。利尿剤の代表であるラシックスは、夜飲めば排尿のため睡眠が妨げられるので、朝まとめて飲むことが多いです。また、糖尿病治療の一環として使用される糖吸収阻害剤は、腸からの炭水化物の吸収をおさえてインシュリンの負担を減らす目的があるので食前に飲まねばなりません。抗生物質は、細菌を殺す為に必要な血中濃度を維持するために、決められた間隔で服用します。痛み止めの代表である麻薬も食事に関係なく決められた時間ごとに服薬が必要です。
多くの薬は、胃袋への刺激を少なくするために食後に服用することが多いです。

最近話題のメラトニン受容体に作用する睡眠薬は、本来夜間に分泌されるメラトニンが年を取るに従い減少することに対応すべく考案された薬で、少なくなったメラトニンを有効に活用するために受容体に先にふたをしてメラトニンの減少を抑えようとするものです。したがって就寝前ではなく、夜9時頃飲んでおく方が理に適っています。従来の睡眠導入剤と決定的に違う点です。

すべての細胞には、時計遺伝子が組み込まれていて、生体機能の日周リズムが決まっています。成長ホルモンは夜中の12時ころをピークに分泌されるので、成長期の子供に限らず、老化防止にもっとも大切なこのホルモンを生かすために夜はしっかり休憩をとることが必要です。

ステロイドホルモンは午前中にピークを迎えるように分泌され、リンパ球のはたらきもこの時間がもっとも盛んです。がん細胞を単独で攻撃する心強いNK細胞も当然この時間に活性がもっとも高まります。
骨髄や消化管粘膜はきわめて代謝が盛んで、数日に1回の細胞分裂を繰り返していますが、やはり活動の中心は午前中です。

抗がん剤は分子標的剤を除いて多くが細胞分裂の過程のうちDNA合成を阻害します。DNA合成とは、遺伝子そのものであるDNAが二重らせん構造を利用してそっくりなコピーを作り上げる過程ですが、抗がん剤はこれを妨げる作用をもっています。

つまり、抗がん剤はがんに有効であっても、骨髄や消化管、あるいは毛髪のような、細胞分裂をさかんにおこなう臓器にも、同様にはたらいて副作用をあらわします。白血球減少や悪心、脱毛などです。

そこで時間治療の本題にはいります。がんは正常細胞のような日周リズムを持ちません。一日中分裂を繰り返します。しかし正常細胞の分裂は、午前中盛んで、夜間にはその活動は停止します。

この差を利用して、抗がん剤を夜間投与することで副作用を軽減させようとするのが時間治療です。副作用のために抗がん剤を使えない例にでも、十分の量の抗がん剤を、副作用を軽減して投与できる可能性があります。

がんでお悩みの方、遠慮なくなんなりとご相談ください。

立川談志のおはこの一つ、「死神」をお聴きになった方も多いと思います。いろいろな噺家が取り上げていますが、談志自身が食道がんでうまく声も出なくなってからの「死神」は、鬼気迫るものがあります。特に後段、にわか医師が調子に乗って恩人である「死神」を裏切ってからの凄味には、聴いていて震えが止まりません。このお噺には、「在宅診療」の場面がいくつか出てきます。
厚労省の医療費抑制政策の一環として、在宅診療が推奨されています。因みに緩和ケア病棟に入院すると、最初のひと月では、1日で4万7910円かかります。一割負担なら、この一割と食費代とその他が自己負担分となります。3人に1人ががんで亡くなる今の日本で、毎年1兆円ずつ医療費が増えるも必然ですが、これでは国が持ちません。

在宅でのがん治療はどれくらいできるのでしょう。
抗がん剤は、種類によっては経口剤があります。点滴も、外来で受けて日帰りで自宅に戻るというスタイルも、かなり普及してきました。
痛みを取ることに関しては、モルヒネの貼付剤が発売されてから、かなり容易になりました。さらに、血管ではなく、皮下に細い針を刺してゆっくりモルヒネを注入するシリンジポンプを使えば医師に頼らずに患者自身でできます。
呼吸器に問題があって酸素が必要な方にも、HOTといって、器械で必要な濃度の酸素を得ることができます。重いボンベを扱う必要がないので、実に便利です。ただし、停電になると使えません。
肝心の医療スタッフですが、がん治療の経験豊かな医師や看護婦で、訪問診療をしてくれる人材は極めて少ないのが現状ですが、地域のがん拠点病院などが、積極的に講習会などを開催していくので、これから少しずつ増えていくと思われます。

ウィルスと細菌の違い

ウィルスは細菌よりも小さく、光学顕微鏡では見ることができません。遺伝子とそれを包むたんぱく質だけでできており、活動するエネルギーを産生することも、単独で子孫を残すこともできません。他の細胞に寄生し、自分の遺伝子を宿主の遺伝子に組み込ませて自分のコピーを作って繁殖しています。風疹、はしか、おたふく熱、日本脳炎、エイズ、ほとんどの風邪、などなど、身近な病気はウィルスが原因のことが多いです。肺炎や化膿する傷や扁桃腺炎などは、細菌が原因で、抗生物質が有効になります。
野口英世は蛇毒や梅毒の研究で名をはせ、ロックフェラー研究所に移ってから、黄熱病をはじめ次々と病気の原因をつきとめた、と発表しましたが、もともとウィルスが原因の病気であったものを、細菌が原因と間違って発表したために、のちに若干の研究者からことごとく否定され、気も狂わんばかりのうちに亡くなったということが、渡辺淳一著「遠き落日」にリアルに描かれています。つまり、光学顕微鏡という武器しかなかった英世にとって、ウィルスは全く想定外であり、今から思えば大変気の毒なことでした。

ウィルスを手懐けて活用する

東大の藤堂具紀教授らは、ウィルスが細胞の中で増殖して宿主の細胞を殺してしまうという性質を利用して、これまで悪性度が強く、きわめて治療成績が悪かった膠芽腫をやっつけることに成功しました。方法は、口内炎などの原因である単純ヘルペスウィルスを遺伝子操作してがん細胞の中でしか増殖できないように作り替えたものを用いました。正常な細胞には全く影響ないので、いわゆる抗がん剤にみられるような副作用は皆無です。悪性黒色腫や前立腺がんなどへの応用も考慮されており、最近めざましい医療の中でも特筆すべきものとなります。
私が行っている遺伝子治療の1つのP-53はがんの増殖を抑える細胞周期の番人という重要な抑制遺伝子であり、P-53がきちんとはたらいていれば、細胞は節度を守って分裂したり、アポトーシス(細胞の自然死)によって、世代交代をしています。
CDC6という他の遺伝子治療薬には、レンチウィルスというきわめて感染力のたかいウィルスを使っています。このウィルスの仲間であるエイズウィルスは、T-リンパ球に感染して免疫不全を引き起こします。CDC6では、テロメアーゼというがん細胞だけに活性化されている酵素を指標にして感染を起こすように工夫されているので、がんの死滅をはかっています。

一般的には扱いにくいと思われるウィルスも、特徴を生かした使い方次第でひょうたんから駒、の話題でした。

何故生存率に違いが生まれるのか

がんを治療する際に、5年間再発も転移もなく生存できたら、一応目安として治療は成功した、と考えられている。5年生存率は、がんによって様々で、例えば乳がんは80~85%、胃がんは60~65%、肺がんや膵臓がんは25%前後となっている。早期がんで見つかる人も、進行がんで見つかる人も含めた全体の数字なので、個々の場合にあてはまるものではないが、がんの悪性度、治療の難しさを端的にあらわしている。

では、最近増加傾向が目立つ大腸がんを例にとって、生存率の意味を考えてみましょう。
5年生存率は胃がんと同じ60%前後、残りの40%の人は5年以内に再発や転移をきたして亡くなったか、治療中ということになる。同じように治療して、片や全快、片や再発か転移。この違いは一体どこに起因するのだろうか?当初は、放射線にも強く、抗がん剤にも平気な強力ながん細胞の存在が考えられた。放射線でDNAを傷つけても回復することから、強力な修復能力を備えている細胞。抗がん剤が細胞に入ってきても、すぐに細胞外へ運び出してしまう運搬機能に特別すぐれた細胞。増殖の為に新しい血管を導いてくる特別な仕組みをもっている細胞。リンパ球などの免疫システムから身を守る免疫寛容などの能力を特別身につけた細胞。などが考えられた。いずれも、がんは増殖がはげしい、とめどのない分裂を繰り返す、というイメージから来たものである。

がん幹細胞の意外な事実

このようながん細胞の中でも、治療に抵抗し、再発や転移の能力を備えた細胞を「がん幹細胞」と呼んでいた。通常の細胞に遺伝子変異が加わり、別の能力を持つようになることは、突然変異といってよくあることだが、がんの場合、正常細胞より分裂能力が優れているという先入観から、「がん幹細胞」も特別に増殖=分裂が激しい細胞をイメージしてきた。ところが真実は全く逆であった。Fdxw7というたんぱく質の影響で、細胞の分裂に向けてDNAを合成するときが、一番放射線や抗がん剤に感受性があるから、静止状態の幹細胞は確かに治療に抵抗性を示すだろうということは今となっては容易に理解できる。

がん治療の新しい可能性

最近、静止状態をつくりだすFdxw7というたんぱく質を壊すウィルスを使うと、再び分裂するサイクルに戻り、治療への感受性も回復したという動物実験が報告された。5~6年をめどに、人間にも適用されるでしょう。また、幹細胞に効く、通常の抗がん剤と併用するとさらに効果がアップする新しい薬も臨床試験に入った。
がん幹細胞を取り巻く概念ががらりと変わったことを受けて、これまで治療のネックであったがん幹細胞攻略の日も近いと確信するところです。

遺伝するがん、遺伝しないがん

がん細胞は、もともと自分の細胞が突然変異してできたものだけに、「がん」だけをより分けてこれをやっつける治療法はなかなか困難であった。最近、遺伝子レベルの検査が容易になり、「がん」を引き起こす特定遺伝子が次々とみつかっている。80%「がん」は遺伝しないが、残念ながら20%は遺伝的傾向が認められる。その代表が乳がんの一部で、女優のアンジェリーナ・ジョリーが親からがん遺伝子を引き継ぎ、87%の確率で乳がんが発症することがわかり、未だ健康な乳房を切除した話が、ごく最近報道された。
「がん」だけをやっつけてくれるはずの分子標的治療薬も、実際は思い通りの成果が出なかったり、重い副作用に使用を断念せざるを得ないことがしばしばである。
その点、免疫反応の主役であるリンパ球は「がん」と正常細胞をしっかり見分けて、これを攻撃して死滅させることができる。巷間、よくいわれる免疫力をアップして、というのは、このリンパ球の力を亢進させることを目的としたものであるということはいうまでもない。
攻撃すべき相手、抗原をみつけたリンパ球は、司令塔である別のリンパ球にこの抗原を提示する。すると、司令塔リンパ球は、全身のリンパ球にこの抗原を持った相手をやっつけるように指示を出す。私共が行っているANK療法は、この指示を受けるべく待ち構えるリンパ球を増やすための方策で、少量採血して、その中のリンパ球を二週間かけて培養して増やしてから、再び輸血のように自分のからだに戻す、というもので、いわば非特異的免疫療法といえる。


がん治療にもiPS細胞を取り入れる

樹状細胞治療とは、アフェレーシスといって、計4リットルくらいの血液を抜いては戻す、という操作を行い、司令塔リンパ球のもとになる細胞、単球を集めて、これに抗原を認識させて司令官に仕立ててからだに戻す、というもので、特異的免疫療法といえる。この治療法の問題点は、4リットルもの血液を集める必要があること、抗原を認識させても「がん」にとっての致命的な攻撃に結びつかないことがみられることである。最近は数ccの採血でよいという方法も開発されました。
1cm四方の腫瘍には、1億個の「がん細胞」が存在する。理想的な樹状細胞を人工的に作っても、もしかして「がん」に対して多勢に無勢なのかもしれない。そこで、今回の表題にある本題にようやく入ります。iPS技術を使って、成熟した、攻撃すべき相手をしっかり認識したリンパ球を、大量につくることに成功したのです。日本発のビッグな特許になるでしょう。問題の多い抗がん剤治療から抜け出すために、1日も早い実用化が望まれます。

①原因

前立腺がんは、レトロウィルスが引き金になっている可能性が示唆されています。子宮頸がんがHPVというウィルスで引き起こされるのと似た状況となると、将来、前立腺がんにもワクチンによる予防が可能となります。因みに、子宮頸がん予防ワクチンは、日本をはじめ、世界的に普及し始めています。

②頻度

亡くなった方の解剖所見から、70歳を超えると2~3割、80歳を超えると3~4割ほど、前立腺にがん細胞が見つかります。その結果、高齢者の前立腺がんのうち、25%~50%は、がんで亡くなる前に寿命がくることから、「寿命に関係ない」といわれています。「がんがあるのに命に関係ない」ということに驚かれると思います。

③PSA検査

前立腺がんの可能性は、血液検査で簡単に調べることができますが、逆にこの数値に一喜一憂、無用に心配やストレスを生む事にもなるので、見直しの機運もあります。4~10ng/dlで25~30%、10ng/dlを超える場合、50~80%の確率で、がんが見つかります。

④確定診断

前立腺がんは、石のように硬いのが特徴なので、ある程度大きくなればおしりから指を入れてみればすぐわかりますが、いまは超音波を見ながら細い針を刺して、組織をとり、悪性度(グリーソンスコア)を決定します。
前立腺がんくらい、治療法が多岐にわたるものはありません。そのなかで、ちょっと知っておいてもらいたいものを、いくつかとりあげます。

⑤待機療法

生検の結果、比較的おとなしいがんが少量の場合、PSAを定期的に測定して様子をみます。がんの臨床研究をする場合、何もしない、いわゆる対照群(コントロール)は、人道上、ふつうはあり得ません。しかし、前立腺がんでは、待機療法も、場合によっては立派な治療法なので、がんの生育に及ぼす環境因子を調べる格好の機会を与えてくれます。
イギリスの大規模な研究報告によれば、待機療法の人に半年間、ひとつのグループには食事にレタスを毎日摂ってもらい、

提携医療機関を明記

  • 四谷メディカルキューブ(PET-CT・MRI・内視鏡などを依頼しています)
  • 銀座ルーククリニック(温熱治療・CTガイド下注入治療を行っています)

特殊な治療

  • がんが転移も含めて数個以内であれば、CTを見ながら直接腫瘍に薬物を注入する治療も行っています。注入する薬物は最近有名になったオプジーボでも可能です。
  • 現在、肝臓癌・肺癌・膵臓癌・卵巣癌・下咽頭癌・食道癌・胃癌・前立腺癌など、多数の治療をしています。
  • 腫瘍の中に直接薬物を注入しますので少ない量でも充分です。全身投与に比べて副作用は極めて少ないです